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Rudder Slice
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コーヒー加工機械と麻袋のクローズアップ。コロンビア、ピチンデにて撮影。

アナエロビック精製とは何か、飲む前に知っておくこと

執筆:
Rudder Slice
記事
アナエロビック
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アナエロビック精製という言葉を見かけることが増えました。コロンビア・ウイラのページにも書いていますが、もう少し詳しく説明しておきます。精製方法はコーヒーの味に大きく影響します。

精製とは何か

コーヒーの実(チェリー)から種(豆)を取り出す工程を精製と呼びます。大きく分けると、水を使って果肉を洗い流すウォッシュド、果肉をつけたまま乾燥させるナチュラル、果肉だけ除去して乾燥させるパルプドナチュラルがあります。アナエロビックはこれらとは別の工程で、発酵のやり方を変えたものです。

アナエロビックの仕組み

アナエロビック(嫌気性)とは、酸素がない状態での発酵を指します。コーヒーチェリーを密閉タンクに入れ、炭酸ガスを充填して酸素を追い出した状態で発酵させます。通常の発酵は空気中の酵母や細菌が関与しますが、アナエロビックでは酸素のない環境で働く微生物が主役になります。

この結果、通常の精製では出にくいワインのような発酵香や、複雑な甘みが豆に移ります。コロンビア・ウイラのアナエロビックは、チョコレートとワインの中間のような風味が特徴です。好みが分かれる個性的な味ですが、一度飲むと印象に残ります。

焙煎との関係

アナエロビック精製の豆は、発酵由来の香り成分が豊富なため、焙煎度の選択が重要です。深煎りにしすぎると、せっかくの発酵香が消えてしまいます。Rudder Sliceでは中煎りから中深煎りの範囲で焼いています。

2026年7月の再入荷分では、前回より焙煎時間を短くして発酵香を前に出す方向に調整しました。試作を2回行い、2回目のプロファイルを採用しています。浅煎りには対応していません。

アナエロビックは好みが分かれる精製方法です。まず100gで試してみて、自分の口に合うかどうか確かめてみてください。

#アナエロビック #発酵 #精製 #コロンビア

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